2025.02.26
弊社が運営しております「エイブル白馬五竜IIMORI」の人工降雪設備において発生しました「重油流出事故」につきまして、発生の原因およびこれまでの対策と経過につきまして報告させて頂きます。
(重油流出事故の原因)
・大雪により人工降雪設備に係る除雪作業が追い付かず、コンプレッサーに燃料供給しているゴム製配管が、雪の重みで折れ曲がり破断し、令和7年1月17日未明の人工降雪設備稼働中に重油が流出致しました。
(事故発生からの対策と経過)
・17日、重油流出を確認後、直ちに人工降雪設備の稼働を停止し、弊社本社において「重油流出事故対策本部」を設置致しました。
・18日、コンプレッサー周辺の重油がしみ込んだ雪の除去を行いました。
・事故現場周辺および飯森地区水路に計8箇所、下流の姫川に1箇所、重油吸着施設(オイルフェンス、オイル吸着マット、土嚢)を設置致しました。
・発生後、午前午後に各1回、計2回の巡回、点検を毎日実施(水路および重油吸着施設設置箇所)しております。
(地区住民の方々への説明会開催)
・1月22日
飯森区会議にて重油流出事故の報告と飯森区皆様への報告資料を配布し、今後の対策について説明致しました。
・1月29日
スキー場地主説明会において、重油流出事故の報告と今後の対策について説明致しました。
(今後の対策)
・引き続き巡回点検を毎日実施し、吸着マットの交換および融雪に伴う状況変化を逐一確認し、必要な対策を迅速に講じて参ります。
・流出事故発生現場の土壌調査方法および土壌の入替方法については現在確認しており、融雪後至急対策を講じて参ります。
・再発防止に向け、関係省庁の指導をもとに該当施設を改善して参ります。
・対応窓口の設置・・・「重油流出事故対策本部」 株式会社大糸 本社総務部 TEL:0261-72-5050
現在のところ、重油流出による影響や被害についての報告はございませんが、今後も関係省庁等の応援を得て、引き続き流出拡大防止の措置を講じて参ります。また、本件につきましてのお問い合わせは、上記「重油流出事故対策本部」までご連絡頂きますようお願い申し上げます。
近隣の皆様ならびに関係者皆様には多大なるご迷惑、ご心配をお掛け致しますことに改めて深くお詫び申し上げます。
株式会社 大 糸
代表取締役 太田 具英